ガツンとくるやつ、ください。

新作・旧作・ジャンル問わず。海外映画が好き。作品により多少のネタバレ含みます。

ローマでアモーレ

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ローマでアモーレ (2012) To Rome with love

【 ローマって、なんて素敵な街なんだ!】


ウディ・アレン監督と豪華キャストでこれはもう只者ではない感がしていたんですが、やっぱり面白かったですね。洗練されたギャグを感じます。ウディ・アレン自身も、イタリア人と結婚する娘の父親役で出演していますよ。


冒頭で交通整理をしている警官が出てきます。「交差点に立ってるといろんな人間模様が見えて実に面白い」みたいなことをこちらに向かって話します。もうすでに面白いです。そしてここから4つのお話が同時進行していきます。
ものすごくざっくり言いますと、子供の国際結婚を機に出会うことになった親の話、普通のおじさんがある日突然有名人になってわたわたする話、彼女の友人を変な奴と思っていたのに好きになっちゃう話、田舎者の新婚夫婦がローマでとんでもないことに巻き込まれる話・・・ です。

シャワーしながら朗々とオペラを歌うお父ちゃん(ファビオ・アルミリアート)、面白かったですねえ。あの人は本物のテノール歌手で俳優ではないんですと。いやーなかなかどうして、演技もよろしかったですよ。

でね、何より良かったのはアレック・ボールドウィンです。彼女の友人に惚れてしまう青年に恋のアドバイザーよろしく色々助言をするんですけども、「気付けばそこにいる」ってのが妙に可笑しくてですね、あんた先祖の亡霊かよとおもいましたね。
メインの男女の掛け合いも非常に面白くて、わたしこの話が一番好きですね。「彼女(彼)こそ運命の人だ♡」と一時の熱い想いにかられているヤングの皆さんは、これをみて現実に目を覚まし天を仰ぐといいよ! (鬼)

 


というわけで、どのお話もハプニングこそあれ嫌な気もしないし憎たらしい人も出てこない、人間って面白いなあと笑顔になれる素敵なものばかりでありました。演じる方も絶対楽しかったことでしょう。
ハリウッド嫌いのウディ・アレン監督にもかかわらず、多くのハリウッド俳優が彼の作品に出たい出たいと言うのもわかります。や、面白かった。ローマ行きたい!!


 

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  • 発売日: 2014/10/24
  • メディア: DVD