ガツンとくるやつ、ください。

新作・旧作・ジャンル問わず。海外映画が好き。作品により多少のネタバレ含みます。

ドアロック / 誰かが部屋にいるんですよ

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ドアロック (2018年 韓国) 도어락 / Door Lock


ギョンミン:銀行の契約社員。マンションで一人暮らし。
ヒョジュ:ギョンミンの親友。正義感が強く頼もしい。
イ刑事:韓国アカン警察の中ではたぶん使えるほう。

韓国のドアロックシステムは世界でもトップレベルだといいます。映画やドラマを観ても どんなオンボロ住宅でもかなりの割合でデジタルロックがついていますよね。
鍵と違ってピッキングされる恐れはないし 定期的に暗証番号を変えるなどして気をつけていれば安心安全は保証し・・・
あっ、どうもこんにちは。セコムしてますか?


さて「住居侵入・ストーキング・変態行為・監禁・殺人」まとめてドーン!! で一人暮らしもしくはこれから一人暮らしする予定のお嬢さん方を恐怖のズンドコに突き落としたかもしれない『ドアロック』ですよ。
冒頭からすでに気色悪いです。あの “見られてる感”  ね、防犯カメラの映像とストーカーの視線がオーバーラップしたような感じ。あれまじ怖いっす。映画的には非常にいい演出ですね。

で、見てて思ったんですが ギョンミンは防犯に気がけてる割りには危機感が足りない。
暗証番号を変えはしたけれど、明らかに誰かが侵入した形跡があるのにおかしいなと思いつつも普段通り床に就く。そのたびにあの変態野郎は寝ているギョンミンに麻酔を嗅がせ 悠々とシャワーを浴び食事をし、添い寝までしよるんですよ。(||゚Д゚)ヒィィィィ

そうこうしてるうちに接客トラブルになった男に付け回されたりギョンミンの部屋で殺人事件が起きて共犯を疑われたり会社をクビになったりもう散々なんだけど、如何せん怯えてばかりで対策を講じないもんだから どんどん悪い方向に展開していくわけです。


だからおばちゃん言うたよね、韓国アカン警察はあてにならんって。(まあ日本の警察もストーカー対策は同じようなもんだがね)

あとで「疑ってごめん」つってイ刑事が室内用の監視カメラをプレゼントしてくれたけど、それまでカメラの「か」の字も思いつかんかったんかチミは。素人探偵みたいなことをする前にまず室内での証拠を押さえるのが先じゃないの。

ヒョジュまで危険な目に遭うし死人は増えるし、ここまでヒロインにイライラしながら観る映画も久しぶりでしたよね。もちろん変態ストーカー野郎が一番悪いのは百も承知ですよ。

いやそんなこと言ったらギョンミン可哀想じゃん、私だって怖くて足がすくんじゃって頭回らないしなんにも出来なくなっちゃう~ とか言ってるほんわか女子はいっぺんベッドの下を覗いてみたほうがいいよ!!
というわけで じゃっかん血圧も上がり 世の心優しい女子たちの反感を大いに買ったところで今回のレビューを終わりたいと思います。安全に「絶対」はないのだよ。

( ほんとはおばちゃん心配だからキツイこと言ってるのわかってくんろ。 )