ガツンとくるやつ、ください。

新作・旧作・ジャンル問わず。海外映画が好き。作品により多少のネタバレ含みます。

チェンジリング

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チェンジリング (2008) CHANGELING


1920年代後半のアメリカで起きた連続少年誘拐殺人事件をもとに、謎の失踪をとげた息子を取り戻そうとする女性の凄まじい闘いの日々を描く、クリント・イーストウッド監督渾身のミステリードラマ。

のっけからロス市警が腐りきったアカン警察だし、担当の警部はとにかく女を見下してるし、その上司も体面を保つことしか考えてない卑劣なクズで大変でした。警察を批判したり警官にたてつく女は頭おかしいから精神病院にぶち込むとかさ、ひっ、ひとでなし!!

息子見つけましたよって言って警察が連れてきた子は別人です、ちゃんと本人を探してくださいと懇願してるだけなのに、あの警部の言いようはあんまりだ。
肝っ玉母ちゃんでもなく、いつ何時も冷静で気丈な女性というわけでもなく、ただひたすら愛する息子を取り戻したい一心で奮闘する母親の気持ちは察するに余りある。

アンジェリーナ・ジョリーの入魂の演技と意外なストーリー展開に片時も目が離せない。あっという間の142分だったなあ。
魅力的なキャスト陣もよかったね。マルコヴィッチ牧師最高。グッジョブ。
憎たらしい警部は「LBJ」でケネディ大統領役をやってたジェフリー・ドノバン、いいねー。

事件から80年も経ってるしいいんでないのと思ったかどうかは知りませんけど、登場人物が全て実名というのも驚きだし、男性主体のマッチョ礼賛で女の扱いは雑なイーストウッドがよくぞこれを作ったなあ、と感心するなどしました(ミリオンダラーベイビーもあるにはあるが)。

あのお母さんが希望だけを心の支えにして生涯を生きたのかと思うと、わたしはもうね、もう・・・・・


 

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  • メディア: Blu-ray